-130227

  • まあ前日まで、彼女をほっぽり出してこれまでのところをTeXにまとめてたら、悩んでたところの素敵な解決策が見つかって。金曜は久々に計算がびっくりするくらい進んだのね。止めどころがわからなくて、22日は日付跨いで25:30くらいまで学校にいて。
  • そんで明けた土曜は10時くらいまで寝て起きたら、携帯にメールが入ってて、先月に顔を見た函館の祖父が亡くなったそうだ、と。まあ兎にも角にも函館に行こうと思うんだけど、関西の空港から直で函館に行く便って無くて。どうやって行くのが最速かって言うと、一旦新幹線で羽田行ってから函館空港へ、っていうのが最速らしいのね。その距離感は分かんねえな、と思って。
  • 北海道、未だに雪すごいでやんの。俺、それまで京都で花粉症で鼻水ずるずるさせてんだよ。止まったわ。
  • そんで、聞くと、なんかえらい段取りが悪くて、26日まで函館ですることが無いんだよ。親がとったホテルには無線LANもないし、そんな忌引で何日も休んでらんねえってんで、俺だけ2日間、札幌の実家でPC使ってお仕事するわっつって。翌日の日曜に札幌へ。
  • まあ、札幌にいたら、彼女と会うよね。前に会ってから1週間経っていないって、普通の社会人同士より会ってないか。あと、葬式用の黒いハンカチを買いに行くデートってなんだよ。
  • 実家で一人、二泊したらこれはこれでびっくりするくらいお仕事が進んで。
  • そんで函館に戻って、入棺とか葬式とかやるんだけど。なんだろうねえ。普段本とか読んでると、思想としての仏教はわりと分かるとこもあるけど、こういう時に坊さんが檀家に語る宗教としての仏教は、さっぱり分からんなと思った。でも法要の際中にいつもみたく手を上げて「Sorry, I have two questions.」って言ったら、怒られるどこの話じゃないじゃん。なんだろうな、いちいちその儀式っぽいところが、まあまあ遺族の心を納得させるためにあるって感じで。あの、葬式は遺族を忙しくして哀しみを忘れさせるためにあるとか言いますけど、その意味で。しかしねえ、実際に遺体を焼かれて白骨になったところを見る、ある意味では自分らが焼き場に入れることを選択したわけで、と思うと、これは相当「自分らはやることを尽くした」っていうのがないとあの衝動は確かに耐えられたもんじゃねえな、とは思った。
  • あと、まあ身内のアレなんだけど、弔辞を孫の内の誰が読むみたいな話がめんどくさくて。男孫3人、同列にして1人3分ずつ喋らせるだの、祖父の長男の長男である俺が最後に喋るべきだ云々だの、まあ嫌なわけ。特に1人、親戚にガッハッハ系のオバサンがその1人3分ずつを推すわけ、俺みたいにもう何年も顔見てないのもいれば、もう十年単位でずっと一緒に住んでたのもいるのに、それを全部同列にするっていうのが最悪に茶番臭くなるのが分かってんのに、しかもそのずっと一緒に住んでた孫に「堂々と号泣したらいいんじゃない!」とか言ってるのね。なんだろうなあ、難しいのは、孫が祭壇の前で号泣してるの見たら、例えば祖母はもしかしたらそれでちょっと救われちゃうかも知れない、そういう儀式でもある、というところで、なんというか、うーん、まあ、俺は出来るだけ関わりたくない話だと思った。