リチャード・アダムズ『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』

 野ウサギたちが移住して自分の村を作る話。ウサギの死にやすさ(実家で一羽飼ってますけど、うっかり死にやすそうな動きをするんですよ)とかの、生態の部分は出来るだけ忠実に、それでいて言語とか独自の神話を持つとかの精神性を持っていて、ウサギ好きには堪らぬ。ほんとウサギって死にやすいので、もうちょっと住処を移動するだけでも敵と障害は多いし、こいつらビビりまくるし、結構ドキドキして読める。

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (上) (評論社文庫)

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (上) (評論社文庫)

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (下) (評論社文庫)

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち (下) (評論社文庫)