-120521

  • F理論
    • 次に読むやつ、ちょっと目を通したんだけど、まあ意味が分かんないね。発表する人がどのくらいちゃんと説明してくれるかだけど。
  • 文献紹介
    • 先月の中頃だったかな。今年の文献紹介の担当を決めましてね。文献紹介ね、最近出た論文から1つ選んで、研究室の中で解説発表するやつ。その担当の順番が、姓のアルファベット順(cmizunaさんの本名はCから始まるので大概とても早い)(どうせ調べれば分かるのでバラすと、僕の本名はチンコ山親方です。)で決めたんだったか、呼気の生臭さの順だったか腋汗の量の順だったか忘れましたけど、俺が研究室の中で一番早かったんですよ。腋汗の量で決めるんなら、多いやつが冬に回るようにしてやれや。まあそんで決まって、実際に発表するのは16日でしたかね。興味あるものに目を通すレベルなら、一応普段から最新の論文くらい読んでるので、そうねえ、発表2週間前くらいで一度腰を据えて、「ここ1ヶ月くらいで出た中で、俺くらいのゴミにも発表できる程度には理解できて、そんでまあわざわざ俺が紹介するくらいだから著者本人はなかなか呼べないような、海外著者の方がいいかなあ、」とか考えてみたら、ほぼ一択なんだよね。それがまあ、微妙にマニアックすぎるような論文で、「これ、興味ある人、いるか……?」って思いながら、まあちゃんと読み直しました。引用してる論文を4本くらいざっと読んで、それから本文を和訳するのに1週間とかでしたかね。あれ、1週間て、ウンコの回数に直すと7Unko? じゃあ1週間だ。その辺りになってようやく、世話になってた教員に「この論文で喋りたいんですけど」って言ったら「そんな論文が出てましたか」みたいな反応でオウフってなったり、あと簡単にあらすじを喋ってみたら「その結果、さっ引くだけの自明な結果じゃないの?」とか言われて「いやいやいや、一応ゲージ場が非自明な値に局在するんですよ」なんて言ってみるけど、「まあこんな反応か」とか思うわけ。そんでその後、話す内容を英語に直したり(一応国際研究所なので公用語は英語というか、普通に非日本語話者が複数いる)、和歌山にペンギンを見に行ったりするのに最後の1週間ですね。それでさ。発表2日前だったかな、夜中の誰もいない研究室で、黒板を使って時間を計りながら、英語で発表の練習とかしてみるわけ。「この発表練習、どうせ誰も見てないなら全裸でやってみたらどうかな……? 普段みんなが発表するところで全裸で物理のスピーチしたら気持ちよさそう!」なんて思いながらね。やってないです。やってないです。まあそしたら、その発表が何回やっても5分から10分はみ出るわけ。一応1時間が目安で、それ以上伸びるととても嫌な顔をされるから、何はともあれ時間だっつって、結局その5分を、「書くのに時間がかかる数式を、予め黒板の端っこの方に書いておく」「脱ぐのに時間がかかる下着を、予めふんどしに着替えておく」「発表の最初に唯一神ポポレヌッピさまに捧げる踊りの儀式を簡略化する」なんてことをして、「ややこしい質問が来なければぴったり1時間」くらいには調節したんですよ。で、当日ね。えー、外国人たちが2人とも来なくて日本人ばっかだったから、日本語で喋ってもいい感じになったんだ。よっしゃって思って、「えー、今日ご紹介するのはこの論文です。書いたのは〜たち、」なんて始めて。トークの最初に全体の粗筋を喋る途中で、最初の3分くらいで早速、予め書いておいた数式を指して「えー、結果はこうなります」なんて触れて、予め書いておいたのが不自然にならないように序盤でもちゃんと利用する、なんてこともやるわけ。「これはいけっかな」って思ったとこで、まあ1人目の外国人が教室に入ってくるね。突然俺も英語に変わるわな。「結果はこうなります……えー、as explained later.」なんてさ。まあ聞いてる側からも忍び笑いですよね。まあその後は、訊かれた質問に大ざっぱに答えたら、俺の頭越しに教員同士が議論を始めたりして、そうこうしてる間にさっぱり時間はなくなっていくよね。言いたいことの2/3を喋り終わった時点で残り5分ですもの。「あー……! あーあー!」って思いながら、そっから先は結果だけざっと紹介したら、まあ大体10分はみ出たくらいで終わりましたかね。聞いてる人たちもちゃんと反応してくれて、こっちが時計みながら締めようとしてるところに何回か質問してきて、俺が"That's all."って3回くらい言う、ザッツオールおじさんになってた。ザッツオールおじさんだと頭文字はTなので、来年の文献発表はだいぶ遅めだ。