テクスト。 『デッドエンド』
PSP。大槻涼樹がシナリオのデジタライズド・ゲームブック、平たく言えばロスクリの『蠅声の王』辺りの続編。1本道で1プレイ5時間くらいかな。シナリオ的にもどうやらその作との世界観的な繋がりもあるらしいけど、俺はむしろ『長靴をはいたデコ』の方しかやってないので、なんとも。まあもちろん、どっちも知らなくても楽しめるというか、このゲームはシステムを楽しむのがキモだと思うので、どれか1つやればいいんじゃないか的なところはある。
そのシステムは、昔懐かしのアナログであったゲームブックを、細かい数値の記録とか判定とかめんどくさい部分だけをデジタルに任せるようにした、アナログとデジタルのいいとこどりみたいなゲーム。欲を言えば、サイコロもデジタルダイスじゃなくてアナログで振りたかったなあ、ってのはあるけど。そのアナゲーの「プログラムに縛られない自由度」を出来るだけデジタルで再現してるのが面白い。そもそもタイトルからしての「運次第で一発で死んだりするけど、それが何?」っていう、開き直りにも似た自由さが潔い。あと新谷さんボイスのショタが太腿を見せつけてくる。
デッドエンド Orchestral Manoeuvres in the Dead End(限定版) - PSP
- 出版社/メーカー: アルケミスト
- 発売日: 2011/09/29
- メディア: Video Game
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