『涼宮ハルヒの消失』

 @京都シネマ
 もう序盤から背景のモブから何からの過剰気味な顔芸やら芝居やらよう動く動く、あーまーさすがハルヒさすが劇場版、って感じでしたね。ハルヒかわいい具体的にはギャグボール噛ませたいかわいい。あとは長門の小ささとか妙に印象的。ところどころカットとか構図でいかにも"解釈しろ!"って感じでわかりやすくメタファ的なものを暗示され、特に後半には心象世界に飛ぶので、まあ強く印象は残るけどそれを言葉に起こすのが面倒な作品ではあります。観てる途中は気にならないけど長いしね。つまり作り手の気合いを感じる大変アニオタ好みな一作。
 なんか原作読んだの4年前とかだからあんま記憶にないけど、最後のキョンの選択ってそんな恋愛的な意味が強い選択だったかな、って。いや、そういう解釈が出来るのはわかるんだけど、なんか自分が読んだ時の印象と違う気がしてそれは良かったです。