100216-17

  • Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』
    • 18章。いまいち結局何が出来るようになったのかがわからんなー。Bjokenスケーリングとかを詳しく見てみましたって扱いになるのかー?
    • 19.4途中まで。摂動論でのアノマリーの話。その19.3はそれこそ理論ゼミでやってる話に近いので楽しいですな。今更ながら「理論物理は上手くできてんなー」などと感心すること頻り。

 俺はもう金輪際この炬燵から出たくないと思って。あと働きたくないとも思ったし、思う存分エロゲがやれるような暮らしがしたいと思ったし、あとノーベル賞が2,3個くらい欲しいと思ったけど、今とりあえずはまず、この炬燵から出たくないのが一番でござる。でですな、俺、末端冷え性なんですよ。美少女っぽい持病でしょう? フフン? いやもう、PCで英語のdictationとかやってる時も、一番の敵はかじかむ指でのタイピングミスですからね。あれ、「かじかむ」って方言か? いやそんな馬鹿な。だからまあ、出来るだけ、冬場は特に、飲み物も温かいものを飲まなくちゃいけないわけです。美少女やるってのも楽じゃないですよ、ほんとに。で、これまでは朝な夕なと喉が渇く度に台所に立って湯を沸かしお紅茶なり珈琲なりを淹れたり、あとどうしてもそれが面倒な時は拾ってきたノアザミの蜜とかをちゅうちゅうちゅうちゅうと頂いていたわけです。それがねー、なんかたるくなって。その一手間を減らして炬燵から出ないようにしようと思って。で、amazonで買いましたよ、魔法瓶。
 んもう、マジカル瓶ったらほんとにマジカルね。一応アウトドア用とかいうことにはなってるらしいんだけど、まあこの買ったやつが2リットルくらい入る、無地の、ずんぐりむっくりしたブサイクなやつなわけ。実用一点張りね。こんなの外なんか持ってかねえよ。つまりはひどく俺好みのナイスガイってことさ。魔法瓶って、機構としては中が2重底になってるその2つの壁の間に真空を引いて、中と外とを熱的に伝える物質を無くして中を孤立系として保温してるのね。あと一応、中の壁面の反射率を上げて輻射を抑えるとかいうこともやってるみたいだけど。ん、ああ、リフレクチラの話は昨日したから。まあしかし、制作工程でそれをやっちまえば勝手に保温機構が出来てるわけで、電気を使わずに不思議なことが起きているのだもの、それはもう魔法としか言いようがないですよ。そら湯を注ぐ度に「これがアタイの全力全開! 何とかライトブレーカァー!!」って言いますよね。流行りものですしね。俺アリサ派ですけどね。映画版にバニングス嬢の出番はあるんですか? 浴衣は、浴衣は!?
 まあ、で、そのリリカル瓶を使うと、一旦沸いた湯が5時間とか6時間とか保つわけ。そんで、あの、上で茶やら珈琲やら淹れるって言いましたけど、俺がやるのってブルックスで買ったドリップ珈琲やら紅茶のティーバッグやらが精々(TVCFで1杯19円とか言ってたやつですよ。そうは言うけどちゃんと旨いんだって。紅茶とかも俺普段そんな飲めないけどここのアールグレイは飲めるし)ですから、そのパックを炬燵の周辺に持ってくればもう俺の城ですよ。一歩も動かないで美味しく珈琲が頂ける。そしたらどうなると思いますか。えっと、amazonからマジカル瓶が届いてからの1日半の間に4回くらい湯を沸かしたから、8リットルくらいは何かしら飲んでる計算になりますか。最初に台所から適当に掴んで持ってきたドリップ珈琲のパックも、もう手の届くところにあるやつは使い切っちゃいましたからね。正確には、炬燵の普段座ってるところから半分くらい体を出して手を伸ばしたら届くという辺りにまだ「グァテマラ」と記された水色のパックがいくつか転がっているのは見えますが、炬燵から出るなど金輪際御免で御座る!
 で、結果的にどうなったかというと、炬燵から出たくない一心でもう今、白湯を飲んでる。湯を注ぐ、飲む、湯を注ぐ、飲む。別に旨くもなんともないですよ。だってお湯だもん。でもめんどくさくないからそれでいいんだ。炬燵から出ないことが正義。そして正義の正しさは行使する実力を以て定義される。湯を注ぐ、飲む、湯を注ぐ、飲む。まあ、するとだね、すごくトイレに行きたくなるね。ほんと、これじゃマジカル瓶を買って炬燵から出る回数を減らした意味が無い、ってくらいに僕のゆばりぶくろがゆばってしまいます。スーパー新陳代謝ライフですよ、もう……。あ、こっから抱腹絶倒のあまり銀河も救えちゃうような面白サゲ話につながるんですけど、いま俺またトイレ行きたくなったから、ごめん、その話はまた今度ね。あぁ……? じゃあはいはい、すーぱーちんちんたいちゃだね。今日はこれで勘弁してね。それじゃ!