091023-25

  • 実験ゼミ
    • 金曜。ラムシフト実験の方向決め。磁場生成、電磁石を使うか永久磁石を使うかという辺りね、永久磁石の磁場の強さを3,000(Gauss)とかオーダーで気軽に手に入る商品があるらしいから、それに電磁石をちょっと巻いて磁場を可変にしようぜ、みたいな話になったんだけど、去年の課題演習で俺、永久磁石2つ向かい合わせてその間に挟む物の厚さを変えることによる磁場のパラメータ化、って既にやってるじゃん。そういうことではないのか? って思うんだけど、なんか「永久磁石の磁場の強さ」っていう前提で当たり前のように話が進んでるから、もう途中から俺ってばかなり自我を見失ってるのね。あの、俺が何を勘違いしているのかわからないという最も役に立たない状態。もしかしてその先の「磁石間距離だとセンチ単位で厚さを変えると0.1Tとかで動くからそれで正確なスキャンは出来なさそうだしそもガウスメーターの誤差って結構でかいし」みたいなレベルを踏まえた話だったのか……? だったら途中で少しだけ口挟んだのは俺のアホっぷりが一層顕わになっただけだな……。hkmz(「凹むぜ」の略です)。
    • そもそもみんななんか「ネオジウム磁石」って発音してるんだけど、俺ったら昔同人音楽で(M.I.Factoryみ〜ふ『理科の時間』。懐かしいね。)「ランタノイド~ランタンセリウムプラセオジムネオジムプロメチウムサマリウムー」で覚えてるじゃん。で、確かに実験室のPCで磁石直販ページ(売ってる。3,000円以上送料無料など。気軽にお問い合わせ下さい。)見たら「ネオジウム磁石」って書いてあんのね。「えー……あれって符割りかなんかか……また年単位で俺は騙されていたか……?」とか言う時点でもうかなり俺の自我は決壊して混乱していたので、結局よくわからないままです。俺はどこから勘違いしているの。
    • えっと、帰ってきてから調べたところ、磁石の強度はその表面での値を用いてGauss単位で表されること、あとNdは元素的にはネオジムが一般的だけど磁石界隈(全磁連:全日本なんか俺磁石を彫ってると全然エロ要素皆無なのに欲情してくるんだけどこれはなんのトラウマなの母さん連盟)ではNd磁石をネオジウム磁石と通称しちゃうこと、なんかはもう常識っぽいですね。死のう。具体的には強い磁石で足の小指を挟むことによって死のう。
  • Howard Georgi 『Lie Algebras in Particle Physics』
    • 理論ゼミ用。6章から9章くらいまで。うん……よく考えたら今更市民講演でもないかなって……わかんないけど……

 にわかに漢字ブームが来ている。きっかけはmixiアプリという陳腐な上にミーハー過ぎて死にたくなることこの上ない感じのあれですが、まあとにかくやって来ました。漢字ブームです。そのmixiアプリってのは、表示される漢字の読みを時間内にキーボードでがちがち打ち込んでって連続正解数を競うってものなんです。まあ競うったってボクはmixi上で登録されてるお友達みたいなの少ないですから、特に切磋琢磨と競う相手はいませんでしたけど。で、その連続正解数で言うところのある閾値を越えると、急に読めない漢字が増えてくるわけですよ。そこを越えると大体いつも4割くらいの確率で読めないのが出てくる。これを調べてみると、どうやらこのゲームで表示される漢字自体がそもそも漢検の過去問から引っ張ってきてるらしくて、で俺の読めないのが急に増えるってのは、そこを境に漢検準1級の問題が出てくるようになったかららしいぞ、と。
 あのねえ、俺ってば知らない言葉が好きなんですよ。知らない言葉が出てきて辞書で引くのとか超楽しい。俺のプライベートブログ『尻毛をタワシに転用するだけで年間300円の貯蓄生活!』にそういうのいっぱい貯め込んであるので、いつか使ってやろうと思ってるんですけど。「姦黠」とか「酸鼻」とか、「千鳥型うちわ」とか「ド淫乱エンパイア」とかとか。最後のは駄洒落だから使わないね。まあそんな俺からしてみたら、その漢検準1級の問題なんか宝の山なわけ。まあ漢検準1級たって精々が常用漢字の中の3,000字なんで、俺の語彙も高が知れてたというものではあるんですけど、それでもまあ俺程度の読書量では見たことないような字が出てきて俺様大興奮ですよ。最終的にはなんか、DSで漢検のソフトとか買っちゃってるの。んでもって「せいあっさー! せいあっさー!(井蛙:せいあ)」とか叫びながらDSを突くここ数日です。ふなべり(舷)! こしき(甑)! めのと(乳母)! 超電磁砲<レールガン>! そういうミーハーなのやめようって。あと「ミーハー」って言葉は語源が「ミーちゃんハーちゃん」ということを知った数年前から使うたびなんか恥ずかしい。
 で、そのDSのソフトなんですけど、まあDSだけあって、一応書く方の練習も出来るんだ。認識する方の画面でさっと書いて、「にんしき」って所を突くと(「認識」を漢字表示するとカンニングに当たりますし漢字の書かれたTシャツは脱いで下さい)、その書いた文字に一番近い字とされたものを書かれた字としてソフト側が認識するわけですが、あのねえ、この文字認識、ちょっと正解側に寄せてくる。ああつまり、正解の文字として認識されやすくなってるっぽいんだ。俺なんか実際漢検とるつもりなんざ更々ないし、あわよくば覚えた語をブログで使ってやろう程度のあれで、とりあえず読めればいいやと思ってるので、正直書く方なんか烏鷺覚え(うろ覚え。疎覚えの方が安全)、朧気な形しか覚えてないのね、ぶっちゃけて言うと。で、その適当に漢字の形だけ書いてわかんないところをぐちゃぐちゃってして「にんしき!」(叫びながら突きます。その際、漢字の書かれたスキャンティーは脱いで下さい)ってやると、なんか正解出てきて、「これこれ! 俺の書きたかったやつ!」みたいってなる。あ、でも、土嚢だけちゃんと書けるようになるまで練習した。だからみんな、嚢って書きたくても書けない時は俺に言ってね。代筆しますし。「ごめんcmizunaくん、この紙に『この男、陰嚢水腫につき』って書いて。それcmizunaくんの背中に貼るから」みたいな感じで。お気軽に。