090713-14

  • 『詳解物理応用数学演習』
    • 11章は積分方程式途中まで。これ院試で使えるような速度になるのか。
  • 理論ゼミ
    • 月曜。多様体の定義から非可換ゲージ場と重力の比較辺りなど。そうねえ、一番勉強の遅れている人がナイーブな質問を挙げて、教科書なんかには書いてないことに話が転がって、出来る人達が俄然輝きだして、相変わらず教員は「数学者はこうやって定義したがりますね」などと物理屋と数学屋の垣根も越えた無双ぶり、と俺が全く絡まない中でこのゼミの本来あるべき姿みたいなのが現前して、それと同時に沸き上がるcmizunaさん不要論。金銭トレードで他球団に出されてしまえばいい。というか院試がその役割。中身は多様体の定義の定義に始まりゲージ場と重力の比較辺り。主な感想は「知らない単語はいきなり言われてもそもそも聞き取れないのだなあ」かな。最初 fiber bundle が聞き取れなかった。えー。個人的にお気に入りのハイライトは教員の「紙を貼り合わせてハリボテを作るイメージです。で、貼り合わせる時に、あんまり突飛な貼り合わせ方をするんじゃなくて、微分可能なように貼り合わせるんです」で。一番大事なステートメントで何かに喩えるのを諦めちゃう感じがいいですね。ま、そのあとすぐに「例えば尖ってるのとか駄目ですね」みたいなこと言ってたので、特段変なわけでもないのですが。教員が退席したあとは簡単な群論など。担当の同級生が質問に答える形でほぼ一から必要なことを喋ってたんだけど、なんつうか、説明できるだけの知識とそれを裏打ちするあれが凄いよね、というところ。俺なんかだと物理なぞ以ての外、「好きなアニラジについて語りなさい」でもあんだけは喋れないだろうと思う。