090616

  • Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』
    • 11.2。「(11.1)のLagrangianはもちろんくりこみ条件3つで相殺するよ」→「今日は蒸し暑いから自発的に対称性が破れたよ。NG bosonとか出てきて場も2種類くらいありそうに見えるけど、破れる前に入れた相殺項でのまんまで全部どうにかなんね、意外と」という話。それはjust a miracleでいいの? 奇跡は起きないから奇跡って言うんですよって中二の頃に俺習ったよ? WT id.とかSlanov-Taylor id.とかみたいに対称性がくりこみ条件に制限かけるよ、とは全く違う論理? 対称性が破れてexplicitじゃなくなって変換が非線形ってだけで同じ話ではないのか? あと、もし対称性が破れた後に相殺項の種類が足らんかったら(またPeskinの意味わからん妄言癖が始まったよ)、のところ(p.353最下段)の「新たに相殺項を入れるっきゃないね」は「no longer be invariant under the O(N) symmetry.」ってことは(11.1)のLagrangianに入れることを想定しているの? 珍しく謎が多い。謎になっているかどうかが問題。11.3。統計とのアナロジーを挟む意味がいつもいまいちわかんない。厳密に同じなのは知ってるけども。親しみやすいのか?

たいがい適当に生きているので、気が付くと古本屋で3手限定の詰め将棋の本なんか買っているわけです。この本を読まずに放置しておくと俺は「詰め将棋だけに積ん読www」という最低の駄洒落でブログを書くに違いない、そんな自分が許せるかね、と自分に鞭打ってぺらぺらめくってるわけですが。まああれだね、詰め将棋な上に高々3手ならあらゆるパターンを考えてたらいくらでも解けるわけで、要はそっからどんだけ"勘"というものでパターンを減らすかが実力の養成ということなのですが、どうしても職業病的に数学的厳密性を求めて全パターンを網羅したくなるところ、そこの落としどころですねえ。いや、将棋が出来るようになる必要もないんだけど、なんか物理より苦手なものを探そうと思って。