090614-15

  • バーガー・オルソン 『電磁気学
    • 結局電磁気の演習書はこれ。ほんとならMaxwell eq.から入るやつが一番いいんだけど。ジャクソンが独学で解ければそもそも演習書は要りません。2章途中まで。
  • 理論ゼミ
    • 月曜。摂動で、発散を相殺するために入れる相殺項も元の対称性を保つから次の次数で摂動を考えてもWT id.が使えて〜という話と、相殺項で頑張るLagrangianとくりこみ係数で頑張るLagrangianは観測量は摂動の各次で等しくなるよという話(初学をあんまり具体的な計算が書いてない本で独学すると係数の方で頑張る癖がつきます。あんまり形が変わらなくて見た目で対称性保ちそうだなあぼややん、という気になってしまいますので注意)、あとはBPHZの一般論の話。BPHZ無敵か。それと、対称性の自発的破れに関連して真空の選択則の話。去年のA2で局所的対称性の破れと対応させながらその話を聞いたような気がする。その話の途中で、みんな大好きなこのゼミの教員が、なんか仮面ライダーの変身ポーズみたいなかっこしながら「いま宇宙超でかいし超寒い。昔は超暑かったけどそんな小さくなかったわ」みたいな話をしてるんだ。ついでに話の流れから察するにその指先は100億光年向こうの宇宙の果てを指してるじゃん? 我に帰っちゃうと面白くて仕方がないんだけど、ちゃんと聴いても物理の話としても面白い。

紫外線も毒だけど可視光領域も大概だよね、脳がぐにょぐにょに溶けちゃうし。そんな暑い中を今日もまた学校へとふらふら歩くわけですが、更に今日は靴擦れなんか起こしちゃって流ブラッド沙汰ですよ。これはもう一歩でも歩行距離を減らす工夫をしようと思いまして。で、あんまり使われてない側の入口から大学に入ってみたらこりゃ快適、自転車に轢殺される心配も他人の嘲笑の目線に晒される苦痛もないわで大喜びですが、その直後に、あんまり使われてないばっかりに道端でだいぶ放置された感じの雀の死体を目の当たりにしてなんだかもう。恒温動物は駄目だって。さて、そんな色彩と死臭に満ちたcmizunaさんの毎日はといえば今日の次に昨日が来ても困らないほどに単調に平和(微分すると正)なわけで、そんな日々をcmizunaさんは 1.バンドを結成する 2.100億点のベルマークを使ってノブレス・オブリージュする 3.『ご冗談でしょう、ファインマンさん』『困ります、ファインマンさん』『背中ががら空きですよ、ファインマンさん』の続編タイトルを考える 等のことをしながら過ごしています。インフルエンザウイルスって可視光の波長より小さいんだぜー。