090610

  • Peskin 『An Introduction to Quantum Field Theory』
    • 10.2まで。見かけの次数使ってくりこみ可能性についてとか。いくら寝飛ばしたとはいえなーんで俺こんなにWick rotation知らねんだろと思ったら、ずっと九後さんの本の巻末の積分公式をまんま使ってたからだなあ。あれ、Peskinの巻末より更に、平方完成→変数変換のステップすら飛ばした式で書いてある(だから分子に奇数次の公式も載ってる)からなあ。思考停止。

久々に病院。何故か難聴悪化。しかも変な帯域が落ちてるらしい。既に家ではヘッドホンで水樹奈々とかラフマニノフとか聴いてるとは言えず「なんでですかねー」なんて苦笑い。そのまま大学行って院の募集要項を確保。配布とか言って、ほんとに院の教務掛のドア開けたところに山積みでやんの。見境なしか。こちとら思いっきり高らかにノックして全員の注目浴びながらドア開けてんだぞ。まあ、院の希望調査のサブグループはその内ダーツで決める。
Peskinはとりあえず防弾チョッキに再利用することにして、今更だけど南部陽一郎クォーク』とか紐解いてみてる。いや、なんか俺全然現象論どころか現実の物理で使う言葉をそも知らねえなと思って。こういうことを思うのはわりとよくあることで、その内「いや、こんな一般書なんか読んでても駄目だ。もうちゃんと数式使ってやらないと」と言ってまたPeskinに戻って、を繰り返す。高みから見ればこうやって地べたを這いずり回りながら同じ所をぐるんぐるん回ってるざまはさぞ滑稽でしょうな、とは思うのだけれど。まあ実際の問題は「結局何もわかっちゃいない自分が嫌いでそんな自分に耐えきれない」というところにある。答えはいつも「わかったから見えないとこで黙って勝手に死ね」。