関西の人たちは何を喋ってもとても面白いので劣等感を感じてしまいます。

いつも以上に愚痴が長いのでまた別エントリです。説明会の時も同じことをやって、cmizunaさんは卒業研究がらみで何かあるごとにびっくりするくらいの愚痴を溜める性癖があるんだろうな、ということがわかり始めてきました。ほんとに始まる前にいなくなっちゃうんじゃないか。えー、先日の日記にも書きましたけど、月曜に、来年一年間一緒に仲良く同じ班で実験やろうねわいわいわい楽しいね(空気を読めないやつは圧死させちゃうぞ)会がありました。ま、いかにも俺が不得意な感じの会合だというのをお察し頂ければ話が早いですね。圧死。結局第一希望の班の末席に加えて頂いたのと、スムーズにいって19時前に帰れたのとが良かった方で、結局班の顔合わせはあって個人的にはぐだぐだ、が悪い方で痛み分けです。
あれだ、最初に学年の物理系全員で集まるんだけど、その集まる教室に足を踏み入れた瞬間に耳元で抜け作妖精さん(相変わらず僕にしか見えない)が「ざぶとんサーフィン」って囁くじゃんか。もう駄目だね、途端に「かーわとか海とっかもう飽ーきたー いーっまの俺はースーパーカミオーカーンデーでーサーフィーンよー やっぱり超純水は一味違うぜカレー味っ(せりふ) ほーとまるほーとまるほーとまーるるー」みたいな歌が脳内で流れまくりだし(初音ミクがあればメロディ付きでお伝えできるのに)。そのあと同じ班の人と顔合わせはあったはずですが、延々と「座布団がイボ痔用のドーナツ型ってのは狙いすぎ?」「正座と立ってるのとどっちが芸術点高め?」と耳元で妖精さんが話しかけてくるからあんま覚えてないんだよね。
何をどう説明すると、「本質的に正しくてまともなのは向こう」ということを保ったままに俺の疎外感を説明することが出来るかね。あれだ、まず雪だるまの話をしよう。ある雪国に雪だるまがいるんです。この雪だるまがある日意識を持ちました。で、春先に軽く溶けた時に、その自分の雪解け水に自分の意識を乗せることが出来ることに気が付いたこの雪だるまは、自分の意識を下水道を通じて拡散させることで町中を意のままに支配しましたとさ。おしまい。それじゃあこの雪だるまの話は忘れて下さい。顔見知りという言葉からいきましょう。来年のP1の班を説明する時に使われる言葉で、まあ1つ上の学年の授業を受けたり自主ゼミをやったりでもうある程度みんな知った仲だよ、という意味です。皮裏に自負を含んだいい言葉じゃないですか。で、実際にこの5人の中で人物相関図を書いてみましょうね。最近のエロゲのOHPによくあるやつですよ(これで「あああれね!」ってなる奴がいたらどうかしてるよ?)。俺以外の4人はその顔見知りとかそういう線で結ばれてるはずですが、俺に関しては、双方向の交流でいうと(妖精さんを通じてのテレパシーとか除きますよ。妖精とか存在しませんし。)1人とwebを通じて辛うじて線が繋がってるだけの、言わば電脳世界上の架空のいきものですよね。二条城の襖に描かれた虎みたいなもんですよ。みんなお手持ちのポケモン図鑑も俺の項目は「web上にのみ存在が確認されている。喋らざることウミウシの如し磯臭いことウミウシの如し愚鈍であることウミウシの如しとあることから、ウミウシを見間違えたものが伝説化したと考えられる」みたいなことが書かれているに違いがないんです。もちろん他の人たちもそれはわかってるから自然に接してくれたりもするんですが、まあ如何せん本人がその初状態をひっくり返せるほど面白い人間ではないですから、こういう状態での正解は"出来るだけ隠れて生きる"なんだろうなということです。義務と責任のみを黙々と果たすのだ!
しかしあれね、emailアドレスってツッコミ待ちにしておいて話題のきっかけにするのがリア充さまチームでの交流手段だったりするのね。俺なんか普通に本名@gmailだったよ。事前に言ってくれれば2年前にとってそのままの"ケツから土管が生えてきた@gmail.com"を使ったのになー。世界の川合先生は「生えてきたの?」とか言ってくれるだろうか。言わねえだろうな。ローマ字読みにくいし。
まあとにかくそんなこんなで、同じ班の人たちはまともそうな人たちでした。いきなり初対面で「壁紙めくると一面のひつまぶし」とか話しかけてきたら俺もつい本性が出て「水牛の脊椎に荒縄を2重螺旋状に巻き付けてDNAレベルで洗脳」とか答えてしまう(それはそれで親友発見ですが。以下「竹槍でおにぎりUFOを撃ち落とすじゃん」「ひとっつ人の血こんな味ーふたっつふざけて大惨事ーみっつまとめてダムの底ー」まで22手詰め)ところでしたが、危ない危ない。