090107-09

  • 課題演習
    • 水曜。月3,4。理論の発表。なーんだか知らんけど、毎度の俺の癖として、事前準備をすればするほどいざ発表の段となって前に立つとやる気がなくなる。なんつうのかな、死にたくなるんだよね、人前に立つと。あんだけ普段の授業で教員を馬鹿にしたような態度をとっておいていざ自分がやる段になるとこれか、みたいなことを妖精さんが話しかけてくるし。まあどんな惨劇が繰り広げられたかに関しては、教員の言葉を持ちましてお察し下さい。「その見てるやつは、君が書いたものなの?」効き過ぎた暖房と相まって、酷い倦怠感が教室を包んだのでした。しかし、ゴミ屑みたいな出来にも関わらず原稿がどうのこうのと騒ぎ立て、同じ学年の偉い人(お勉強の進み方で言うと俺より1年半分くらい偉い)の手まで患わせて結局この始末、というのは各所に対して申し訳ないと思わないの?板書を作るかお話の所だけでも暗記しないと駄目なんだろうな。もちろん、人と話すことが希な自分にとって60分も声を張り続けると喉がえらいことになるのも当たり前。教員免許でもとっときゃ良かったのか。そういう意味では場数の問題でもあるんだろうけど。主な教員のつっこみとしては、今回の真空の条件はポテンシャルだけでなくハミルトニアンの変分で考えなきゃいけなくて、どこかで位相を決めると全てのxで位相が揃うんだよ、だからどこで計算しても同じと言うだけで真空を決めてそこでヒルベルト空間をいったん成すと、そこから位相を全体でぐるっと回すとヒルベルト空間がはみ出るからそれ無理というのが大局的対称性の破れ、局所的対称性の破れと言うけど実際は破れてるのは大局的対称性の方だけど今度は各時空点で回る位相を変えられるからそのヒルベルト空間の回転もゲージ場を運動量表示で見ればわかるようにゲージ場の横波成分として吸収できるよ、とかそんな話だったかな。実験の方は、薄いプラスチックシンチレータをライトガイド含めて使ってみましょうという話。PMTの調子が良くなかったのか変なノイズが多くて面倒ながらも、なんとなくβ線ランダウ分布が見れそうだけどディスクリの閾値がね、というあたり。学校出たとこで23時過ぎだったと思うけど、個人的に前半の理論がそれでもう20時過ぎくらいから脳の電源が切れてたので、ただでさえ1人消滅1人が欠席の3人班の中で、グラフのプリントアウトにパンチで穴を開ける作業に没頭していました。勝てば官軍負けるな賊軍ここにあり。
  • 量子力学2
    • 木1。第2量子化の例。フェルミオンの系でHartree-Fock近似とかやって、holeを消すことと粒子を生成することがどうこうなどなど。
  • 九後 『ゲージ場の量子論
    • QCDでudsくらいまでNG bosonとして扱って、WZW項の中から2γ崩壊の振幅を見つけてアノマリーの実測と代えさせて頂きますなど。最後の最後で若干本の方が省略多めな感じはする。