2009-01-06 090106 お勉強 量力特論 火4。久々の授業で教員もハッスルハッスル。かなり色んなことが楽しくなっちゃってるみたいでした。「オウあの公式は非常にいい」(岩波から出てる数学公式に対しての中国人の反応あるある)「回帰点近くで要注意」(WKB近似の限界あるある)等々ご自身でも会心のギャグが炸裂していましたが、個人的に俺が一番気に入ったのは「書くとこ無くなったんでこれ以上はもう書きませんが」というボケですかね。あれは最前列に座ってる人がすかさず「そんなこともあろうかと! てーんてってってーん! 黒板消し!」という当意即妙な受け答えをしてこそのお笑いなんだけどな。というわけで内容は半古典近似。 課題演習予習 理論のゼミ、明日とその次の回も担当なので、また原稿書き。相変わらず手書きにして縦書きで書き出す。テーマは電弱。SU(2)×U(1)からSU(2)だけ破って電磁場を再現しましょうというとこ。前半分くらいまでだけど、SU(2)の生成子がPauli行列だよという話からしてるので進みが鈍い。今回はやたら細かい式が出てくるのでTeXの稿にするつもりはないです。俺が1度柏手を打つと\begin{eqnarray}を、2度打つと\nonumber \end{eqnarray}を手ずから挿入してくれるメイドロボが発売されたら考えますがね。 九後 『ゲージ場の量子論』 アノマリーと位相幾何の話を少しと、あとはNG粒子でアノマリーが実測されてるよの話の序盤だけ。 課題演習の教室が普段から開放されてるので、最近はしょっちゅうそこに居座ってます。ほとんど誰も来ないし冷暖房完備でかなりテンション上がりっぱですね。iPodから流れてくる序曲『1812年』の大砲パートを口ずさみながら計算に明け暮れですよ。