清野静 『時載りリンネ! 3』

本筋とは関係ないけど、札幌出身としてはこの本の雪遊びをしてるところの描写が懐かしくてたまらん。ねはんがつなぎでリンネがスキーウェアなところとか。そういう細部の描写と、リンネの等身大のわくわく冒険譚というあくまでジュブナイル的なところに徹する物語の筋とが合わさって読んでて楽しい。そして根の部分をそのままに自覚を持って巻を追うごとに成長していくリンネはほんとに可愛いな。
時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット (角川スニーカー文庫)