水瀬葉月 『C3-シーキューブ 4』

このシリーズの一番の魅力はやっぱりエロスとそれに色添える凄惨なグロ要素だと思うんだけど、今回はそのグロが間接的というか精神面の方にも及んでいて、物語にいい意味での不快感を与えて上手いことそれが説得力になっている。藍壺の直接的な感じもそれはそれで結構好きな描写だし。あとは黒絵かわいいよ黒絵。
C3―シーキューブ〈4〉 (電撃文庫)