ドナルド・C・ゴース, G.M.ワインバーグ 『ライト、ついてますか』
問題を解決するために、その問題がなんであるかの発見、定義についてのノウハウを集めた本。
うーん、webでの評判ほど感銘を受けたわけじゃない、かな。目に付いたところを挙げると
- 翻訳が酷い
- 古いのと、わざとアメリカンジョークであることを強調したかのようなユーモア。→じゃあ原語で読めば? →嫌だよ、1回読んじゃったし他に読むべき本なら幾らでもあるし高いじゃん。
- こういう本って日常の経験的ノウハウを明確に言語化することに意義があるはずなのに、妙に迂遠な比喩が多くてなあ
- それでも薄い本だし挿絵とか使って強調すべき部分はしてるし、レイアウトだってそれなりに工夫してるじゃない→だからさあ、何となくぱらぱらと読み返してる内に、たまたま目に付いた事柄に自分の問題が当てはまることに気がついてヒャッホウという読み方がしたいよ、俺は。→抄録みたいのがあればなあ。自分でわざわざ作るまではしたくない。付箋でも貼りながら読めばいいんだろうけど、本は出来るだけ傷つけたくないんだよねー。
- そもそも人間学ってサブタイトルってあるように、相手が人間であることが前提で、物理にはあんまり直接役に立たないよね
じゃあこれらは実際は誰の問題よ? 作者? 俺?
→このタグをつけたエントリを感想と見るか書評と見るかで異なる。感想ならこの本を選んで読んだ俺の問題、書評なら本の評価ひいては作者の評価をせざるをえまい。どちらであるかは明示してないので、このブログの読者の問題であるといえるかもしれない
→→どっちにしろ俺のブログなんだから俺の問題だろ
→→というか、誰がその問題を解いてほしいと思っているのか?
→→→別に、手早く本の感想を一風変わった形で書くことでエントリのお茶を濁せたらいいなと思ってるだけだから。
→→→→意外と、毎度こうやって読んだ本の感想を書き溜めるってのが俺の中で負担になってるんだと思うよ。やめたら? アフィだって1年間やって17円じゃん。
→→→→→いきなりやめるのは俺のログとしてのブログの意味を失うから嫌だけど、そうね、あんまり力入れないようにするよ。
そんな本。
ライト、ついてますか―問題発見の人間学