ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟 5』

新潮訳でこないだ読んだばっかりだけど、忘れないうちに亀山郁夫の解題を読んでおこうと思って5巻だけ購入。とりあえずカラマーゾフの兄弟を読んでみたっていう人が、この本のどこが名作なのかっていうのを理解するために、いろんな注目すべき点を指摘していく。つまりは再読が前提なんだろうな、この作品は。だからといってひょいひょい再読する気にはさすがになれない。10年に1回くらいでご勘弁願いたい。そもそも未完の作品なので全ての伏線と疑問を氷解できるわけは無論ないけれど、それでも俺は全然わかってなかったんだと思う。10年後に再読する前に目を通しておこう。
カラマーゾフの兄弟 5 エピローグ別巻 (5) (光文社古典新訳文庫)