せめて、同じ星が見られますように。

今週はわりとレポートも優良進行気味で、
放課後の時点であとは波動だけのやつだけだったんで、
実験レポート書くっていう知り合いと一緒に情報室行って、
プログラミングで波動の式の検算しながら、
その人のレポート書くアドバイスというか合いの手(~ハァ〜ソレソレみたいの)を入れてたんですけど、
一時間くらいですかね、いつもみたいに中身の無いこと、
標準偏差ソイヤソレソレ真空透磁率アラヨットみたいなことを喋ってたんですけど、
なんか帰り際に、隣に座ってた二人連れのブサイク女に、
笑いながら「キモッ」って言われました。


まあほんとに一時間喋りっぱなしで、
しかも自分でもまともに覚えてないような下らない物理の話を、 時折酷い英語混じり(「標準偏差にそのアベレージ(Bの発音で)かけてみ?」)で喋ってるような、
ブサイク公害ブサイク物理オタブサイク声優オタブサイクブサイクが1時間も隣にいたらそう言いたくなるんでしょうけど、
何が一番もののあはれを感じるかというと、 それを言われた直後に急に機嫌が悪くなった俺を目の前にして、 急に顔に緊張感の走ったその知り合いだよね。
最近俺が日常で苛立ち気味だから最近妙に遠慮気味なその人に幸あれ。




まあそんなこんなでブロークンハート、
家に帰ってきても何も食うものが無いがなんか作るのはこのcmizunaさん真っ平ごめんでござる、と思って、
いつも行く近くのスーパーに行って、
うわあ八穀ライスが100円引きで89円だ幸せだなー、
今回のモンテールの苺クレープは相当あたりだなー、 なんて思った帰り道オンマイウェイホーム、
ボクの家の前って物凄い坂になってて(初めて見た人は大抵笑う)、
そうね、具体的に言えばtanθ〜1.0e0くらい、なんて言うと気持ち悪がられるから比喩を用いると小学校の頃にスキー授業で使った山くらい、 ってそれ冬の時期は毎日カニさん登りか、なんて今から心配ですがまあとにかく、
あそこを自転車を押しながら登って帰るとどうしても、 首が夜空に向かって固定されるんですよ。
ボクの家の前ってやたら暗くて、結構星が見えるんですよ。最近は冷えるから特に。
こうなってからのボクは速いというか後先省みないというか。
冷凍食品を玄関に放置してもっかい外へ飛び出すのです。
vs 星空 Round1です。



とはいえボクは丸腰ですから、
西の方は結構いろいろ見えるな〜、くらいの感想しかないですよ。
ふらふら家に帰ってきて、 八穀ライスとジャイアントカプリコ食べながら星座早見表をwebでDLして再検討です。
OHPシートがあれば印刷して回転盤の早見表が作れたんですけど生憎無くて、
とりあえず回転盤の中身だけ紙に印刷して、適当に日付時刻合わせてさあRound2です。
そう、こうやって早見表があればこそですよ。
適当に丸腰でふらふら出かけて行って、 プラネタリウムで聞きかじった夏の大三角形とか探してもしょうがないんです。もう秋なんです。
見えてはいけないはずの星を見てはいけないんです。それ死兆星だから。
ほぅらあれがアルクトゥルスだアンタレスだ。
さあ寒くなってきたしぼちぼち風呂入って寝よ。満足満足余は満足じゃマン族の族長じゃ!と思ったのも束の間、
あれ? 俺ずっと北の空を見ながら南の早見表見てた?


そうなんですよ、早見表が北と南で分かれてるやつで、
しかも目盛りの部分を作ってないやつですから、 もう北と南の早見表は色で区別するしかなかったんですよ。
他にも色々見方が間違ってたけどまあいい、 今度こそ全天の早見表を印刷して、 しかも帰ってきた頃には寒いから風呂を沸かしておこう、
これでもう用意万端、星に願いを月に祈りを捧げる為だけに生きてきた(すみませんJASRACの者ですが)ボクですから、
こうなったら夜空はもうボクのものだ! というわけでRound3へと飛び出すのです。


曇天。


どーんてーん。
てんてんどんどんてんどんどん(すみませんJASRACの者ですが)、
ちくしょう謀ったなてんどんまん


まあ雲の隙間からみたところ3等星くらいは多分肉眼でいけるはず。
うちの向かいの謎の空き地というか草原に入ってしまえば相当開けて見えるはずだけど、
あそこには少なくとも、滅茶苦茶でかい蜘蛛、滅茶苦茶でかい百足までは見たことあるので、
昼間の内にそれとなく安全を確かめておかねばなるまい。
狙うは12/14、双子座流星群。