どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき。


今日はわりとふと思い立って京都青少年科学センターまでプラネタリウムまで行ってきました。
その内いつか行こうと思ってたのは『planetarian』をやって以来2週間くらい暖めてたんですけどね、
何故このタイミングで実験レポートを放り投げてまで京都は伏見くんだりまでプラネタリウムを観にいったかというと、
わりと学校で話す知り合いにこないだ言われた「俺宇宙系志望だから(てめえみたいなヘタレブサイク引きこもり声優オタクとは)やりたい物理が違うんだよね」というのが意外とナイーブなミーの中で引きずっておりまして、
宇宙かー不思議だけど正直理論のでっかい観測所くらいにしか思えないなー確かに宇宙ヤバイけどあと風呂入ってる最中にまた通販代引きが来て半裸で応対した俺も結構ヤバイ、という程度の俺との温度差みたいなのをどうにかしよう→そうだ!宇宙に対してなんか感動すればいい!というところまでは良かったんですけど、
それこそ『planetarian』もやったし『星空☆ぷらねっと』もやった俺がこの状態だと、いつものようにエロゲで感動してついでにその題材も好きになる、いわゆる『ケーキにしたら嫌いなニンジンも食べれるようになったよママ! 下の口で。』作戦は効きそうにないなと。
これは実際に宇宙の凄さを自分の目で見て惚れるしかないと。
今みたいに写真だけ見て指名料とかチェンジとか(あーすいません、ちっちゃい子ってことで冥王星ちゃんってのもこれまで指名してたんですけどやっぱ小さすぎるのでチェンジでお願いしますー)やってるようでは駄目なんです。
そういえば入学当初のレクチャーで教授が「ニュージーランドの星空は凄いぞ! 機会があったらみんな行ってみたまえ!」みたいなことを言ってた気がそうだ!ニュージーランドに行こう!というわけにはいかないのです実験レポートを書かなくちゃいけないから。
何が振り子の100周期分だよそんなレポートくそくらえ糞をお食らいなさい食糞ぢゃ!食糞祭りぢゃ!ですよ。
とまあしゃあない、なんやかやでそれじゃとりあえず行こうと思ってたプラネタリウムでも行くか、ってことになったのです。
独りだとこういうのが気楽でいいものです(強がり)。
ほら、プラネタリウムのプログラムってたまに声優が読んでることがあるじゃん? 仮にたまたま伊藤静とかだった日には俺はもう!


まあ正直、作り物とはいえあんなもの見せられたら泣きそうになるよね。
俺が行ったのが午後1時開演のやつで(どうしてそんな時間のに間に合うんですか?)、
なんか遠足だかで一杯幼稚園児とか小学生とか来てて、プログラムも直接その場でおばさんが読むやつだったから中身の学問的レベルも全然低くて、
正直1年くらい前の俺だったらその場で短パン小学生のいたいけなハムストリングスに「頑張れ日本ハムファイターズ!」とかいいながらかぶりついて激怒してたんだろうと思うけど、なんか最近は妙に俺も老け込んでしまってですね。
満天の星空、うるさいけれど興味津々で見つめる子供たち、稼動するプラネタリウムの静かな機械音、真摯に星の説明をする職員、全てになんだか凄く嬉しくなってしまったんですよ。
なんでだろうね。よくわからないけど、理学部の一員として最先端で宇宙を研究したいという気持ちもわからんではないかな、と思う自分がいました。
そのあと大学まで戻ってきたらちょうど5限くらいだったので、その知り合いと待ち合わせをして、プラネタリウムに行ってきたよ、という話をしました。
もちろん、温度差をどうにかしたかったっていう目論見みたいなのは言わなかったですけど。


「まあまあ面白かったよ」「ふーん僕プラネタリウムとか行ったことないし」