不味い。

下宿暮らしを始めて自炊をするようになってから早半年、引きこもりだから誰かにご飯を誘われることも滅多に無く、もっぱら自分のためにご飯を作る、というか一食分をでっち上げる作業が大変上手になった気がします。
具体的にはカレーを一度作って一週間食べ続けたりシチューを一度作って一週間食べ続けたりパスタを茹でるだけだったり素麺を茹でるだけだったりしても、しょうがないと感じられるようになったと。
自分が食べるだけだから、自分がしょうがないと納得すればそれであとは風呂入って寝るだけですもの(色々と恥ずかしい作業等を省略してますよ?)。
いうなれば自分の料理に泣き寝入りです。
でもどうしようもないんです、自分の料理があまりに不味いからったってamazonのレビューには「cmizunaが作っただいぶ水っぽいカレー」に一つ星をつけてけちょんけちょんにしてやろうにも該当商品はありませんもの。
「野菜硬えしなんかカップ麺のカレーの味がするし」とかいう憤りを覚えたところでぶつける的は無いんです。
じゃあしょうがないなと。もしかしたらお袋の味はこんな感じだったかもという記憶の捏造が出来る日も遠くはないんでしょうね。
そんなこんなでボクの冷蔵庫は「cmizunaが声優のネットラジオを聴いて『お、今の伊藤静は相当可愛かったなぁ』みたいなことを考えながら作ってたらメールで物理の質問が来てたからそれに答えようと本読んでたら作ってたこと忘れて熱中して気づいたらなんかどうしようもなくなってたカレー」に蹂躙されてます。