わかっちゃいるんです。

俺歴19年の経験上ボクは出しゃばっちゃいけないタイプの引きこもりなんです。
みんなが「こちとらリア充だぜそんな仕事やるくらいなら一生『ミスター我慢汁』てあだ名で呼ばれる方がマシだし」みたいな雰囲気の時に、
「それワタクシがやってもよろしくてよというか是が非ともやらせてくださいこのブタめにっ!」とか言う位がボクの人生で最も無難に達成感と三次元界の市民権を手に入れる方法なんです。
でもたまにはボクだって人とお話ししたくなるじゃないですか屑だけど人間だもの。
というわけで今日もちょっと腹の底からブレイブのほうをお引き出しして出しゃばったら案の定、涙に代表される諸々の体液で枕を濡らす羽目になったのです。
ウィリアム・カウパーさんにはその節では大変お世話になりました。



何があったかというと(何だかまるで日記みたいな導入だねぇ)、今日は大学祭の会議があったんです。
会議ったって20人もいないようなやつで、その後の親睦を深めるためのBBQがメインみたいなやつなんですけど。
もうこの時点でアイタタ臭みたいなのがプンプン漂ってきてて消臭元が必須というかあんまり痛々しくてタブを閉じてしまいたくなるんだろうけどこのページは業者以外に誰もアクセスしちゃいないから配慮とか贈答用オブラート包装はまるでしないし。
で、その会議にうっかり飛込み気味に参加しちゃったんですこのボクが。やめときゃいいのに引きこもりなのに。行くのが決まった時もそう思ったあたり病める男子大学生っぽいですな。



でまあBBQでは何をするでも無くだんまり地蔵ですよ。
親睦を深めるっつてんだから他の人間様いわゆるリア充様に話しかけるなり何なりすりゃいいんですよ。火おこしなり何なり手伝えばいいんですよ。
でもこちとらあれですよ、神様仏様ブサイク引きこもり声優オタク様と崇められ忌み嫌われし存在じゃないですか。
迂闊に会話に加わろうものならみんな苦笑いのまま後ずさっていくんですきっと。
そりゃ俺もまあまあぽつねんつくねんと立ってるだけですわ情けない。
お空気の読み方に関しては、空中にマンガの効果線が見えるくらいの二次元スキルは嗜んでますから。
でもこれじゃこのおだんまり地蔵様にお肉をお供えされた挙句に雨乞いの儀式をされ結果が出せ次第首なし地蔵に昇格するラインで間違いないなと思って、肉を焼き始める前に逃げ帰ってきましたわ「買い物に行かなくちゃならんので」とか言って。
あの時間の悲しさとかはそうね、mixiで母校のコミュニティを訪れたときの感じに似ているよ。いまだに俺は高校のコミュニティには入れそうにないオーラをびしばし感じてるし。



で、
天気予報は   晴れだったのに
ボクの頬濡らす この粒はなに?
みたいな曲(作詞作曲編曲振付爪切…俺)を口ずさんで律儀に本当に買い物にも一応行っちゃう自分は今日一体何を学んだのかしらんと思い返してみると、
・ブサイクは出しゃばってはならない
平野綾(声優)のソロver.の『ハレ晴レユカイ』は普段聴くともっそいテンションあがる良デンパ曲だけど自分の情けなさ故にテンションが下がってるときに聴くとむしろ泣きそうになる
でも近所のスーパーで自分のipodの曲に対して泣くわけにもいかないんですよおこサマにはわからないと思うけど。
そしたらさ、ボクの2代目HP-FX55(ソニーのEXイヤーチップ付き)が優しく慰めてくれるんですよ嬉しいことに。
「なんか楽しいことを考えようぜそうだゴミ袋が切れてるじゃないか!」とか言って。
「お前みたいな屑を入れて出すにはこの青い70リットルくらいのゴミ袋がいいんじゃねえの?」とか言って。
でもさシャルロット(ボクのHP-FX55の名前です。早く覚えてね!)、
来月から京都ではゴミ出しが有料になるから、課金済の黄色いゴミ袋じゃないと駄目なんだよ。