2008-11-07から1日間の記事一覧

カポーティ 『誕生日の子どもたち』

村上春樹訳。6篇入り。表題作と『無頭の鷹』以外は、作者自身の子供時代を背景とした、田舎に住む少年が主人公の小説。そこでは無垢というものが少年の心情として綴られていくんだけど、もちろん書いている作者はその無垢的要素を残しながらも結局はその田舎…