2008-06-07から1日間の記事一覧

赤松中学 『アストロノト!3』

NTR持ちの俺としては不完全燃焼だけどこれでシリーズごとハッピーエンドなのかな? もっと細かく書いて欲しい場面はあるけど読んでる場面それぞれは楽しいし、そういう楽しみ方ができるだけの勢いはある。それでいて伏線はバレバレでもいいから全部拾うんだ…

入間人間 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5』

ミステリ風味の下巻。思ってたより正攻法かな? でも動機はこの作品ならではで結構面白かった。こんだけまーちゃんが出てこないと別シリーズでもよくね、と思ってたけど。嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈5〉欲望の主柱は絆 (電撃文庫)

朱門優 『ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 』

限られた世界を会話劇で雰囲気を作る、良くも悪くもエロゲライターだなと。軽めながらお得意の伝奇・神学の設定の重ね(もはや著者名がネタバレだよ)もあってその醸し出された雰囲気はかなりいいし、それに対して作品の主張がはっきりしているのも好印象。一…

支倉凍砂 『狼と香辛料 8』

やや原点回帰というか、商人同士の駆け引きに話が戻り気味。ロレンスが全然主役じゃない(むしろ超小物扱い)のでいまいち爽快感はないけど、話自体はなかなか面白い。それにこの頃のこのシリーズの売りであるホロとロレンスのニヤニヤ会話も、コルが新たに加…

杉井光 『死図眼のイタカ』

『神様のメモ帳』やら『さよならピアノソナタ』の著者。それらとは違って異能というか伝奇ものだけど、やっぱり基本的に文章自体が上手い人だなと思う。雰囲気を作って展開して最後は綺麗に落とすっていう、まあ基本的なことなんだけど。若干言葉の拾い残し…

井上堅二 『バカとテストと召喚獣4』

「バカ」が最高のほめ言葉であるこのラノベ、この巻はラブコメがやや多めでギャグやや弱め、かな。既刊でバカやってる間に積み重ねたキャラがもう自由自在に動いてるという感じ。つかまあ、このラノベでニヤニヤ系ラブコメを真剣にやってるってのが既にギャ…