『カッコーの巣の上で』

 まあ確かに当時の精神病棟をそう書くのもしょうがないんだろうけど、婦長さんの演技を観ると、あれを一方的に「冷徹な体制側」として描くのは、なあ。あとはまあ、ショーシャンクと同じもやもや感(なんかいい人扱い的だけど、犯罪の結果そこにいんだよねお前、というやつ。ショーシャンクの主人公は冤罪だけど)もある。