110305-09

  • 研究
    • なんかいまいち文章にしづらいような細々した話の日々。まあ進展が一切無い。楽しくないのがつらい。

昨日かな。ちょいと、古い知り合いが彼女連れで京都に来たってんで、駅で会ってきました。俺とその彼女さん、初対面だったんだけど、まあ彼女さんと俺との間の、お互いへの興味の無さと言ったら無かったね。俺が他人にあんま興味ないのは今更として、向こうも俺のことなんか、3DSのロンチタイトルで言えば『ダイナソー3D』くらいにしか興味がないですから(この日、時間潰しに淀の試遊機で触ったけど、3Dどうこうよりゲームの面白く無さにびっくりしたわー。あと、3DSくらいの3Dって、みんなも、脳内では前からあのくらいには見えてなかった?)。びっくりするよ、3人でテーブル囲んでんのに、最初の乾杯で俺と彼女さんのグラスが合わなかったからね。何それ、この集まりに対する映像論的暗喩か。若い目の邦画監督がこれ見よがしに超アップでやっちゃうやつか。
 そんな感じで、まあ気がついたら話というか、証人喚問だよね、その、知り合いの昔を知るものとしての。まあそれもいいですよ。俺、いちゃらぶ系のエロゲとか超好きですし、俺に好きな思い出を語らせて、それをダシに目の前でいちゃこらほいさっさして頂いて大いに構わねーですよ。ねえ、俺の右鼻に5セント玉をぎゅうぎゅうねじ込んでから、両乳首を押して聴きたい曲を選んで下さいな。そういう話ならいいですし、あとはそうね、紹介ついでに適当に彼女自慢でも聞かせてもらえればいいじゃないですか。そしたらそれが、ちょくちょくその知り合いの方がね、「でも、俺らが仲良くしてた頃、一方彼女はいじめられてたんだって」みたいな話を、しかもギャグ口調で挟んでくるんだ。違うよ! アイ・ウォント・ユア・彼女自慢、オーライ? それ、俺があんたらに求めてるいちゃこらとかと違うやつだし、彼氏彼女ならともかく初対面の俺がそれで一緒に笑ったら大事故のやつでしょ……。もう……。
 その知り合いに対してはいつもの感じ、まあ血さえ出なければグダっても笑いで済まされるやつだけど、俺と彼女さんとそんな感じだから、ちょっと変にはなってるんだよね。いつものノリで、おみやげと称してヨドバシで目に付いた、Nゲージだから150分の1鉄道模型シリーズの「杉の巨木」とか言うの買っておいたんだ。もちろんそこの3人のうち鉄道好きとか誰もいないし、Nゲージコーナーとか俺も初めて行ったんだけどね。そしたらそこに樹の模型が1本単位で売ってたから1本買った。白樺と迷った。あと、ユザワヤっていう手芸屋で、新型ミシン(画期的らしい)のチラシも貰ってきた。でも、それとか、いつものノリでいきなり渡したらヤバい感じになるかなっつって。俺がヤバい人だと思われるのは別にいいんだけど、知り合いの方にも延焼した時に大変なことになるなっつうんで、彼女さんがお花摘み(本職はマタギなのだ)に行った隙に渡したりとかしてんだ。まあ、その後に普通に見られたし、一通り至って普通に扱われた後、「旅行中なのに荷物の増えるようなものを」みたいな目をされてから普通にしまわれたね。母性か! と思って。えー、京都駅のどこかのゴミ箱に杉の巨木の模型が捨ててあった場合、それは俺の知り合いの忘れ物だと思うので、俺にご一報下さい。