091216-17

  • Zwiebachゼミ
    • 18〜20章。えー、18章の発表担当だったのですが、ゼミ開始5秒でいきなり、このブログもかくやというくらいグダグダの語りを始め、問い質してみたらなんとcmizunaさん、これまで学んできたことをいきなり全部忘れたいとおっしゃる。全員に「え、cmizunaさんはどこかから自由人免許みたいなのが交付されているからそんな自由な喋りを始めるの?」という疑惑の目で見つめられるなどしました。すいません。低次元に棲んでる人から見える局所Lorentz不変性がどの程度要求されるか、波動関数の一価性って何よ、え、このθってゲージ変換で任意に動かせないの、あと19章以降では磁場がある時のとT-dualityかけて解け合うD-braneとどっちが安定なのか、「Born……貴様、生きていたのか!」など。
  • Zwiebach 『A First Course in String Theory』
    • 21章途中まで。D6-brane×3とYang-Millsの低エネでの対応を見るなど。めんどくさいこと書いてあるから進まないのか、俺の頭が輪をかけて悪くなったのか、指先の冷え性が酷くて炬燵から出せないのが悪いのか、全然進まず。

 ポメラ欲しいんですよ。えっと、よく電子メモ帳って言われる奴で、小さくて軽いのと、起動して2秒だかで文字が打ち込めるようになるってのが特長のやつですよね。まあ今更か。とにかくあれ欲しいと思って。基本的には愛用してるブロックメモに書き付けていけばいいんですが、あれですよ、今大流行なうの「アニメ『WHITE ALBUM』のサブタイトル風の言葉を考えるゲーム」(今のとこのプレイヤー:俺1人)に関するナイス・アイディーアを出先で思いついてしまった時、どうしたら良いのか。今までみたいにゼミ中に、突然カバンからメモ帳とシャープペンシルを取り出して「私が心のドアを閉ざす音を聞いて。ほっといて欲しいのか、こじ開けて欲しいのか聞き分けて。」って書いては首をひねり「私の心の扉を閉ざす、その音を聞いて。放っておいて欲しいのか、こじ開けて欲しいのかを聞き分けて。」と書いて逆の方向に首をひねり「扉を閉ざす、その音を聞いて。放っておいて欲しいのか、こじ開けて欲しいのか聞き分けて。」と書き「わからん」と呟くような俺でいいのかということですよ。つか結構凝った遊びですな。いいけど。あのねえ、俺ももう大学を卒業する年齢ですよ。奨学金の返済開始手続き書類に関してだって、説明会で変なDVDを見せられ、返済を無連絡で滞らせると債権回収会社に委託したり自宅や会社に連絡されたりする映像のあとに「このような残念なことになってしまいます」とかにこやかに言われて悲しくなったり、そのDVD中に奨学金を返済し終わった人の代表に数年前のゴン中山が出てきて「この人、戦力外通告がもっと早かったら残念なことになってたんだろうか。つかプロスポーツ選手ってそんなのいっぱいいそうだな」とか考えて一層悲しくなったりしましたとさ。あのねえcmizunaさん、メモ帳の話題だからって前に書いたメモを眺めて1ヶ月くらい前の地層から「あ、これまだ使ってない」とか思うにしても、この流れで奨学金返済説明会の話題は強引だよ? うっせーな、全部使うよ俺は。とにかく、なんか、いきなり所構わず小汚いメモ帳を取り出して書いては、それを部屋に放置する生活もそろそろ嫌気が差してきたと言うことですよ。で、ポメラ、電子メモ帳が欲しい。スタイリッシュ。かっこいい。いいですか。
 ところがどっこい、cmizunaさんのメモ帳の副職にはですな、ちょっとした計算ってのも要るわけです。そう、たまに物理の計算とかする。まあそりゃ普通に「ドイツ人の名字一覧みたいの調べる。電話帳が最適だがそういう辞典でも良し。現代に生きるGaussやデデキントはいるのか。パチモンとか呼ばれてないか」とか下らないこと書いてることの方が多いですけど。ちなみにアインシュタインには親戚にモーツァルト学者だかのアインシュタインがいてだな。どうでもいい。まあそういうことを書くことがメモ帳の役割の9割だとしたら、残りの1割くらい、俺のメモ帳には数式を書く必要がある。だがまあ、普通のキーボードの電子メモ帳で数式を入力するのはちょっと難しいわけですね。このブログでも時折使うTeXって書式はありますけど、それを自分の思考と同じ速度で打ち込むのはちょっと無理なのですよ。でもこないだ、えっと月曜の午前、病院に行く最中のバスの中、そして病院の待合室で突然メモ帳を広げて「消滅演算子2個のやつの期待値をnonzeroにしてからハミルトニアンを対角化するまでの計算」とかやって白い目で見られたのも、今電子メモ帳欲しい欲しいとか言ってる動機なわけですから、そこも無視できない。
 そして調べてみると、ポメラみたいなキーボードじゃない電子メモ帳として、手書きなんだけどメモ帳の端っこに受信機を付けてそっからの相対座標でペンの座標を記録する(どうせ誰も読んでないからって説明に手抜くのやめなね)っていう方式のメモ帳があって。でしかもそれで書いた文字の部分はOCRっていうやつで(ぐぐれ)、勝手に画像から文字認識してくれて、それを対象にした検索とかも出来るようになると。で数式とか図の部分はそのままの画像で。代表的なのはぺんてるairpenとかね。ポメラほどではないにしても、受信機とか付いてたらちょっとかっこいいわけで、俺がいきなり小汚いメモ帳を書くよりも、それに受信機を取り付けるその一手間を加えるだけであらプチサイバー。しかも普段の物理のノートにも使えば、いっぱい書いたノートを持ち歩かなくても、必要になった時に文字列で検索して見つけたやつを表示させればいいわけですよ。お前ね、たかだかノートなのにキーボードをカタカタ打って検索して「該当1件! モニタに展開します!」とか言えるわけだよ。「モニタに展開します」!超かっこいい台詞じゃん。こんなん言えたら最高ですよ。毎日言うね。使う度言うね。airpen欲しい!
 まあ細かいことを言うと、ノートの頁の行ったり戻ったりが出来ないとか、俺ってその日本語だけのメモって縦書きで書くからそれのテキスト認識がちゃんとされるのかわからんとかあるので買いませんけど。サンタさんが俺のブログを見てるようでしたら、そういうのもあるよ、みたいな?