090813

  • H13院試過去問
    • 本番で「剛体」→「コンデンサ」→「カルノー」→「熱伝導方程式」→「量力摂動」→「電磁波散乱」→「井戸型ポテンシャル」完成でcmizunaさん爆死確定www
  • H12院試過去問
    • iまで。物理定数の測定法とかなー。二度と出ないとは思うけど。相変わらず剛体は爆死。剛体は今年出るんだよねー?

俺も正確なネタ元を知らずにやってますが、読書を習慣づけるための一つの技術として、家の中のそちこちに本を置いておいて合間合間に手に取れるようにする、というのがありますな。うちは元々そんな広い家ではないですし、実家だから居間やらは片付けておかないと怒られるので、本を置いておくと言っても精々が自分の部屋くらいですが、今だと持ち歩く鞄の中にはオルテガ『大衆の反逆』、ベッドの枕元にはラノベの『狼と香辛料ix』、そして勉強机の横、今俺が右に手を伸ばせば届くというところにあるのが、岩波文庫朝永振一郎量子力学と私』です。猥褻な本は手の届くところには出してありません。実家ですから。まあ個々の本の感想は読み次第またブログに貼りますけど、今はその中でも朝永さんの本が面白いですね。量子力学黎明期の歴史的な話や雑誌に寄稿したエッセイなんかなんですけど、1938年頃の滞独日記が特にいいです。あの、趣味人としても有名な朝永さんですが、わりと日本的なあれを愛した人なので、外国滞在記、特にまだ大した成功もしてない30歳そこそこのなんかはわりと鬱々としているのですが。で、その中に登場する日本人は、ほとんどが君付けだったり敬称付きで呼ばれているのですが、同い年くらいの人たちは呼び捨ててるんですよ。特に、既に当時中間子論を発表していた湯川さんには嫉妬風味のことも書きながら、さらっと「湯川」って呼び捨てるところとか個人的には萌え萌えなのですがどうですか。欧州で量子力学が始まったばかり、教わるような人もいない中を共に原論文に当たり戦い抜いた戦友、知己という感じですごくかっこいいと思うんですけど。他の講演録なんかの人前ではちゃんと「湯川さん」なんて呼んでいるのに、ちょっと目を離した途端に呼び捨てですよ。どうにも卑猥な香りがしませんか。夜の量子力学ですよ。お前の中間子を俺の中にくり込んでやるよですよ。むしろ湯川たんと朝永たんとですよ。ニュートンたんと林檎たんですよ。墜ちてゆく私を見ていて……ですよ。卑猥だ卑猥だ! ……もしかして呼び捨て程度が引っかかるのは、ここ10年ほど俺に呼び捨てにしたりされたりする相手がいないからってだけなのかしら? ち、違うもん、あ、@とかid:とかでならボクにだって呼び捨てにできる人くらいいるもん!