21年生きた

はぴーばすでー俺。わりとよく頑張ったよ、お前。何はともあれ死ななかったじゃん。というわけで1年振り返る。

ブログ

そうねえ、大体週5くらいで書いてるけど。去年の今頃に比べればわりとちゃんと書いてるつもりですよ。なんつうのかな、そりゃ毎度毎度書くことがある訳じゃないけど、あれです、ちょっとでも取っかかりがあれば面白くなるまで粘って書いてみりゃいいじゃん(それがtwitterに手を出せない理由でもあるけど)、というのを目標にしてはいるんだけど、どんくらい出来てんのかしらね。あと、100%妄想の話を書いてもまあ、わりにありじゃん、というのがわかったのは大きい。他だと、ああ、少しだけブログ同士の繋がりを意識するようにはしたか、意識だけだけど。なんつうの、小6の頃からこのブログ始めるまでずっとROMだった身としては、誰もが自分のサイト持ってて絡める人間ばっかだと思うなよ的なあれがあって、誰か特定の人とあんまり仲良くすると死んじゃう、特にはてな限定のサービスに依りすぎると親の死に目に会えなくなる、という迷信を信じてたんだけど、まあそれでポジティブなものまで単純に切り捨てることもないかなというようにはなった。日和った、うーん。

健康

先月の耳の病気と、あと4月に飲酒の折に倒れたのくらいか、大きいのは。もともと春って毎年調子が悪いんだよなあ。んでクラス替えとか環境の変化に上手く溶け込めずに非コミュ魂が育つ。いや、環境に馴染めないから体調が崩れるのか。いずれにせよ、今年のその2つはどっちもお勉強で若干無理が祟ったというか、正直その3日前には詰んでる状態なのに気付かずそのまま爆死という感じ。んー、物理関係で無理が効かないのは致命的だな。やっぱ向いてないんじゃ。

エロゲ

月2本くらいやりたいとは思うんだけど、なかなか。現に今の2ヶ月くらい放置してるし。院試まで無理かもなあ。ある意味一番アイデンティティーに近い趣味なので、まあ一番時間を削りやすいところというか、ちょっとでもシナリオの雰囲気が気にくわないと途端にやる気が落ちるなどということも。ちなみに、この一年でやって良かったのは『俺つば』『キラ☆キラ』で。もののついでに最近のエロゲ情勢とはまるで関係ないことを言おうかと思ったけど、まあニュースにリンク貼って一行コメントつけただけで何か言った気になってる人間が俺は一番嫌いなので(そもそもイデオロギー論なんざどうでもよくて、本気で何かを護ろうと思ったら政治献金するなり、自分に近しい人間にちゃんと選挙行くように伝えて若年層の投票率上げて政治家の目を向けさせるなりの手順があんでしょう)*1、そういうのはいいです。

去年の春だったかに、いま積んでる本をまず全部崩そうと決めて、結局それ崩し終わらなかったんだよなあ。途中から古本買い足してたし。数えると年70冊弱。ちょい少ないか。買ったはいいけど的な本が多くなってあんま読む気にならなかったりしたのも事実。岩波の青帯とかそうそう何冊も一気には読めないし。そういう本が変に心に残ったりして、ちょっと考え方が変わったりもするんだけどね。その、買ったはいいけどっていう本はやっぱり表面的な面白さよりも著者のネームバリューとかで選ぶわけでその分の重みみたいのは頑張って読んだら読んだだけのものはある。一年間で特に読んで良かったのは『潤一郎訳源氏物語』『ロリータ』『父・こんなこと』あたり。こうしてみると娯楽小説ばかりと言えばそうか。

ラノベ

"本"とは一応レーベルで分離してるので。実際問題その方が見やすいでしょう、その、思想とか価値問題とかじゃなくて。えー、ラノベも年70冊弱。そんなもんか、結構読んだ気になってたけど。あんまり新規開拓せず著者買いが多くてね、分野として"ラノベ"が好きかと言われると難しいところ。月に1度くらいまとめ買いして数日で一気に読むというスタイルになったので、ブログに揚げる感想もだいぶおざなりだし。杉井光と『AURA』『とらドラ!』『PSYCHE』『文学少女』『境界線上のホライゾン』『時載りリンネ』あたり。

お出かけ

博物館とか美術館とか映画とか音楽とか、そういう催し物。大学生協でチラシとか見ると行きたいものが月に数個は出てくるんだけど、どうしてどうして行けませんな。基本的に一人なんだし、優先順位と時間を作るきっかけの問題。なんか神社はよく行った気がする。八神社と錦天満宮がわりに好き。

お勉強

  • 場の量子論。去年の半年かけて九後さんの本をとにもかくにも独学した。まああの本の何がわかったかと言われると難しいところだけど、少なくとも、今いる理論ゼミであの本を読んだのは俺だけなので、読み上げるだけで違う視点を提供できる、というのは、基本的に頭が悪くて理論ゼミでもあまり発言しない人間としてはアイデンティティーの確保に大変役立っている。これは純粋に良かった。九後さんへの感謝のあまりうっかり院試の第一志望を基研にしてしまいそうだ。今その理論ゼミで読んでるのはPeskin。週に40P進むというアホみたいなペースでやってるけど、九後さんの本と違って具体的な計算方法の示唆も多いし統計力学との絡みもまあ意識するにはするようになったしで、ようやく楽しくなってきたところ。なんせ一緒に読んでる人が、この分野の世界的巨匠を筆頭に、この大学のこの学部の特に豊作らしいこの学年のこの分野志望の上位一掬いだしなあ。自分の存在必要性に対する疑問(これをこじらせると入院します)さえ感じなければ最高の環境でござんすことよ。
  • ひも。Zwiebach(独語読み?)を3月くらいまで読んでたけど、全然形にならないまま放置してもう完全に忘れちゃったからな。一応高2の頃からの志望分野なので、手をつけ始めたと言うことに1つ意味があるんだけど。
  • 実験。俺が持ってる実弾がようやく3つ。去年の前期の粉粒体静力学、サマーチャレンジのマクロに見る重力、去年の後期のポジトロニウムのHFS。この弾では誰かを蹴落とす物理屋としてのアイデンティティーには若干弱いか。俺はいつも自分が物理をやる理由を探しているな。
  • 院試。素論の理論であることを優先して京大と北大。各種問題集で各分野を思い出して、最後の1ヶ月で京大の過去問。正直京大に受かる気がしない。

すっげえだらだらした文章になったけど、まあ年に一度くらいこういうのがあってもいいでしょう?

*1:もちろん手順というのは自分の発言を通すための手順なので、そもそも何かを変えるための主張ではない場合や、ぽつりと呟くだけで何かを変えられる人ならそれはそれで良くて、嫌いなのはたかだか自分のブログで喚いてそれで何かしらの義務とやらを果たした気になってる人です。もちろんそんな人はこの世には存在しません。いつものボクにしか見えない妖精さんの話ですよ