090226-27

  • 課題演習A1発表会
    • 26日16時。隣の実験室で実験してた班の発表。題材はポジトロニウムの寿命測定で俺たちの班と被っている(というか上手くいけば俺たちの班の方が上位コンパチになる)ので、わりとしっかり聴けましたよ。結果はすごく良い(理論に合ってるだとかの理由で実験結果を"良い"とか言うようになったら終わり)し、統計誤差もかなりしっかり処理してていい実験だったみたいだけど、どうしてどうしてそうは見えない発表になっちゃってたのは、文献値142(ns)に引っ張られすぎたのと発表直前のパワポの慌ただしさと妙に自信なさげで基本的な知識面が若干あやふやだったせいなんだろうな。惜しいと思う。というかあそこまでのデータが出たら、締切の3月末をわざわざ繰り上げて今発表するんじゃなくて粘って実験したらいいのに。そうしたくならなかったんだろうか。
  • Zwiebach 『A First Course in String Theory』
    • とりあえずしれっと内容だけ。4章は簡単な弦の運動だとか。内容自体は2年くらい前に授業でやったことなんだけど、演習問題がめんどくさいの多かったね。5章は点粒子の相対論的運動。これもざっと復習だな。演習問題も特になし。で、6章の相対論的な弦の運動、点粒子で言う世界線を弦に拡張すると2次元になるじゃん、それをパラメータでどう表すの、とか相変わらずパラメータ表示によらないものを探して、それに比例する作用を考えようぜとか。一応D-braneの概念的なものの導入だとかくらいまで。すたこら進むと本に折れ癖が付かないので大変よろしい。
  • 課題演習
    • 27日15時。一昨日までの工作が真空下の実用に耐えられるか確かめよう、ということで真空作るよマシーン(煙が出たりボコボコ音がしたりと、かなり"マシーン"な様相で大変俺のお気に入りとなった)を初使用。えー、確かめたいもの以前に、真空を作るためのポンプのコネクタに不備があって、結局6時間くらいかかって確かめることすら出来ず。何か新しい機械を導入しようとする度に何かハプニングがあって何時間と試行錯誤しなければならない呪いがうちの班にはかけられているんだと思う。このブログを読んでいる人の中にその呪いの主がいるんだとしたらやめて下さい。amazonで買ったギャルゲが受け取れなくて困っています。

この両日の酔狂については近いうちに。