081222-23

  • 課題演習
    • 月3,4。理論の方は第二量子化。教科書の方は正準交換関係から消滅/生成演算子であることを示してたけど、発表では逆に個数演算子と消滅/生成演算子を設定してそれで計算してた。物事を簡素に削ぎ落として説明するってのはある種の芸術だな、と思う。素晴らしい。実験の方はシンチレータの使い方。担当の俺がグダグダだったので自然と時間は無駄になるわ結果が冴えないわで最悪。次回のこの授業が水曜に(年末特別進行みたいの)あるから持ち帰りで解析したくないってのと、俺が家にiPod携帯財布を忘れたってのが主な敗因ですかね。まあしかしこの授業の翌日の朝風呂は長引く。ぬるま湯につかりながら延々と一人反省会を執り行っているから。「もう21の人間がだよ、同じ専攻の人と一緒の班で実験をやってるわけじゃん。もう議論に勝ちとか負けとか無いよ。敢えて言うならたった4人のコンセンサスも作れない全員が負けです」とか虚空に向かってずっと愚痴ってますからね。まあしかし、深い時間まで実験をやるのでどうにもこうにも苛立って要らんことを言いがちです。水曜に同じ測定をやり直そうかという意見に対して「今日できなかったことが明後日できるようになると考えたのは何故?」とかね、下手な喧嘩の売り方があったもんだなと自分でも思います。口に出したんだったかは忘れたけど「鉛を触った手で飴とか食ってんじゃねえよ……」に至っては相手の身体の心配をしているし。
  • 九後 『ゲージ場の量子論
    • 9章アノマリー正則化の際にゲージ不変性を保てない、特にBRS不変性が破れたらWT id.が効かなくなって、くりこみ可能性の証明がぶち壊れる……ってそれは凄く困った事態だなっとテンションが上がりまくり。まずは、実際は不変性を保てる正則化があるのに保てない正則化を使っちゃった場合の話。破れ次第逐次相殺するように設定すると最終的にはどれも有限くりこみで繋がるからくりこみ条件で一致するよ、とか。

全てのテストを捨ててテスト期間に帰省するという手段がありましてね。卒業研究P1争奪仮面騎馬戦(宗教上の理由で参加できない人はオクラホマミキサー選手権をもって代えます)が1/19、その後だと量子力学2のテストが29日か。課題演習次第なんだけど、帰省に飛行機必須な島国出身なので下世話な話1ヶ月前に予定が決まる決まらないで予算が1万単位で変わるのですよ。
昨日、図書館行こうと思って久々に平日昼間の本部のキャンパスに行ったんです。びっくりするね、女子大生が京大にいっぱいいたよ。女子大生ってこないだの寒波で絶滅したんじゃなかったの? レッドデータブックリュウキュウカラスバトの隣に書いてあったような気がするけど気のせい? 理学部で観測されないってだけ? 教務課の人が強制給餌した生娘の生き肝を食べてその美貌を保っているからなの?