081008

  • 非線形科学
    • 水3。去年も最初の何回かは出たんだけど、序盤だけ去年とは違う教員がやるので中身もちょっと違う。非変分で非線形で非保存、と否定形でしか定義されてこなかった分野に積極的に挑んでいく態度がね、とか。
  • 益川先生の質疑応答会みたいの
    • 昨日の今日でうちの大学にいらした。大学生相手ということで勉強の方法とか中心に1時間ほど。友人との議論が大事、ということを言う人は沢山いるけれど、大概の場合、友人がいない俺は死ねばいいということですかという論点が抜けている。まあそれはいいとして(俺が死ねばいいとして)、そう、学部生のレベルでそんな議論するようなことがあるかよ、他人になんかいわれても「自分で本読んだ方が早いですよ」しか言えないよ、とわりと前から思ってたし、そも物理屋の専門として喋れるような弾数が足りないんだよな、課題演習とかやってやっと幾つか手に入れたけど、ということを思ってたんだけど、益川先生の「同じ本を読んでも人によって受け方が違う」とか「間違ってたときにどっから自分が間違えてたのかを〜」辺りの話を聞いてると、意外と大事なのは真剣味の問題で、自分が真剣に考えた結果でさえあれば、例えそれが「正答」の存在する演習問題でも議論の種になり得るのかなと思った。そうなるとグダグダ言い訳してた俺は単に物理に対して真剣じゃなかったというだけの話で、まるで形無しである。そういう意味では同人誌の寄稿とかも同じなのかもね。自分が手につく範囲で真剣にやった結果でさえあれば、例え「これならちゃんとした人が書いた専門書読んだ方が」と大概の人に思われたとしても、もしかしたら誰かには届くのかもしれない。blogはちょっと違うかな、俺のblogの場合はあんまり読み手というものを想定してないし。誰が読むのこんなん、と思いながら垂れ流してるだけ。馴れ合いとの線引きだな。
  • 九後『ゲージ場の量子論
    • 局所的観測可能量が時空の各点での局所演算子の積で書かれる時それって各点での観測可能量だよとかそんなん。そりゃ局所って言うくらいだからなあとか。

以下愚痴。どういう面倒なネットワーク(yakkai.net)があるのか知らんけど、最近互いに面識なさそうな数人かから別々に「〜君と知り合いだよね」とか言われた。物理系の同級生で最後に会ったのが1年以上前というのが知り合いと言うんだったら、もう物理系全員穴兄弟でいいじゃんという感じ。「一緒に飯食いに行って9:1の割合で喋らせ続けたってほんと?」そこまで知ってんならわかるだろ、それで愛想尽かされたんだよ、というのを直接口に出す代わりに伝えられるような苦笑いを鏡の前で模索中です。口角下制筋の使い方がね……難しくて……(ここが愚痴)。