WHITESOFT 『運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶ』

 『猫撫〜』に引き続いての藤木シナリオ。ほぼ一本道かな。各種の占いというオカルトを題材に選びながら、そことの距離感を上手く保った主人公を視座に据えて、「そーゆー見方もあるか」くらいの冷静さのまま、作品の世界観を説明している。難解と言えば難解なんだけど、なんというか、一応ある個別ルートの雑なまとめ方とか見ると、それをそもそも読み解こうと思わせない程度にはシナリオに奥行きがないかなあ。信頼関係の問題。

運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶ

運命が君の親を選ぶ 君の友人は君が選ぶ