ふぁっしょなぼー


もう春休みどうしようもないくらい暇で、
性懲りも無く1つ上の学年の授業とろうとして教科書買ってきては挫折したり(統計やってないで量子力学は無理かなぁ真剣にやりゃどうにかなると思うけど演習あんだろ。発表とかきついしなあ。出来る出来ないでなしに。)、
まあ四月一週目にロッテが大阪来るのと祇園会館に映画観に行くのと、そうだ『秒速5センチメートル』も観ないと新海。
あと欲を言えばbaseも1回行ってみたいなあとか相変わらずフラフラと、
ぼちぼち寝るからパジャマに着替えないと→そういや1日中着たまんまだったよとかを平気でやってたりはするんですけど、
でもどうにもこうにも暇だから、なんか雑誌でも買ってこようと思って。



何の雑誌を買おうかしらんって話になるんです。こないだの『タモリ倶楽部』の超専門誌特集おもしろかったし(関東から19日遅れだから先週なんだよね)。

でも、そういや実家に帰った時にうちの妹に言われたのが「あのねえお前さんもう少し外見(そとみ)に気を遣っちゃあくれないかねあたしゃ視てられないよ」と絶妙の節回しで言われたんだったかどうだったか何せうちの小野妹子(顔が?)は直視に堪えないからねえバンギャて。
まあでもそんな主旨のことを言われたんですよ。
俺「うるさいばか」
芋子「だからさ、せめてメンノンでも読んで」
俺「ばーかばーか」
イモ「もういいよ。そういやツタヤで実写テニプリ借りてきた」
俺「観る」
俺んちこんな感じですけどね。まあそんなことがあって。で、俺といえば家庭内崩壊を影で食い止める家族内バランサーとしての機能がついてるじゃないですか。普段は背中に格納されてる奴。それがまあ勝手に発動してですねえ、ほらあれ眠くて仕方ない授業中に勝手に起立礼する云々かんぬんとこのままじゃいつまでたっても照れ隠しの言い訳(しかも後半最悪の下ネタだ)が終わらんので言いますよさんはい、ファッション誌を買ってこようと思って。あれだね、人を笑かすより笑われる方が簡単だね。ふぁっしょんて。


まあそうなった時に最近は便利ですね、webで下調べですよ。
で、どうやら月の後半ともなるとメンノンはamazonにも売ってないらしいんですよ。凄いよね。電撃G'smagazine(シスプリ載ってた奴)なんか4ヶ月前のもまだ売ってんのに。
で、大学の生協まで行って買ってきてきましたよ、『FINEBOYS』。専門書でカモフラしながら。それはどうだろう。
しっかし生協はすごいな。雑誌まで1割引だもんな。電撃姫も置いてくれないか。



しゃあねえ買ってきちまったんだから。俺の部屋だもう人の目を気にするでもない。読みましたよ。
でね、550円のわりになんかすっげえ楽しめた。普通に。なんか隅から隅まで読んでたら3時間ぐらいかかったよ。意味わかんねえ。
いや高いだろこれとか、はぁーなるほどねーとか。そう、この、なるほどね、が多かったんだよこれが。そらそうですよ、俺なんにも知らんもん。「ラグジュアリーってラグランジュ方程式と関係あんの?」とかそんなレベルですから。
もうバリバリの理系脳の俺様だから、ちゃんと説明してあればあっさり納得しちゃうわけ。これねえ、専門用語をgoogleかけながら読んでったら面白かった。びっくりですよ。当たり前だけど、1つ1つにちゃんと意図を持ってたり、これは歌舞伎の言い方だけど「型を極めてから型を破る、そうでなければただの形無しだ」という感じ。まあ載ってる人の中にもセンスのいい人悪い人がいるんでしょうけど。
いや、なんか。あれだ、この感覚は一般教養科目で適当に選んだ楽勝科目が意外と面白かった感覚と同じだ。大学の一般教養科目に「ファッション着まわし術A」とか出来ればいいのに。普段はオタクやってるけど実は一皮剥けたい理系男が初回にこっそり大量に授業を覗きに来るけど文系のリア充にさんざ罵倒されて泣きながら帰るの。どーすか総人あたり。
あと思ったのはね、服って高いね。鼻毛出るかと思った。Tシャツ1枚で中古のエロゲが買えるわ。ジャケット1枚でDVDボックスが買えるわ。ブルゾン1枚で家が買えるわ。
ま、読んだからなんだってこたないですけどね。あー面白かったアニメ観て寝よ。そんな感じで。