森見登美彦 『夜は短し歩けよ乙女』

 京都という場所は、薄皮をめくった裏側にいかにも何か隠していそうで、その「ここめくれるんじゃないかな?」っていう穴がいっぱい開いているように見えるのが京都だと思っていて、そのめくった先にこんな狂乱があればいいなあという意味のファンタジー

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)